海外在住者が新規口座開設・取引可能な日本のFX会社【実体験より】

紹介

海外に住む日本人は、通常株式口座もFX口座など金融関連サービスが規定上使えないところがほとんどですが、日本のFX会社の中で3社が、新規口座開設・海外への住所変更を行う事ができ、通常通り使えることができるので紹介します。

僕は数年ですが、以前ヨーロッパに住んでいた事もあり、実際に新規口座開設や住所変更を行って、FX取引をしていたので実体験からの紹介です。

*ただし、僕が手続きをしたのは2018年です。最新の情報は各FX会社サイトで確認してください。

*海外FX会社の紹介ではありません。海外にいる日本人向けの情報です。

なぜ、日本のFX会社か

海外在中者は、日本での恩恵NISAやiDeCo(個人型)も入れませんし、証券口座は開けません。日本にある資金を運用するのには、FXくらいになってしまいます。そんなことから、僕自身も長期運用スワップ派として、日本の口座を使い日本円を運用しました。

日系FX会社のメリット・デメリット

海外で日本のFX口座を持った時の、メリット・デメリットを紹介です。

メリット

  • 信託保全がされている
  • 全て日本語で使える
  • 帰国時にも決済なしで運用継続可能
  • クロス円通貨ペアなどスプレッドが狭い
  • 円口座で金額把握は直感的にできる

デメリット

  • 日本の銀行口座が必須(日本円送金か資金の一部を日本に必要)
  • 取引前から為替リスク(円が必要なため)
  • FX会社からの報告書等が全て日本語
  • メール電話は時差で対応がずれる・難しい
  • 送金する場合手数料がある
  • 一部キャンペーンは対象外

一番のメリットは、全て日本語であり、長期運用であっても、帰国後にも決済なしの状態で住所変更も可能ですし、安心感があります。海外の大手会社は日本にも支店を持っていることがありますが、全く別ですし日本の支店での口座は国内限定です。

一方で、デメリットは、資金が既に海外と日本と分散されている事です。これは海外在中者の宿命でFXだからでは無いのですが、実際に送金をする場合は、現物取引をしたのち、FX取引ですので、為替手数料や為替変動リスクは付き物です。

海外から日系FX口座開設で必要なもの

日本で必ず事前に用意するものは銀行口座です。これは渡航後に作成することが難しいです。マイナンバーがあるうちに必ず口座開設をしましょう。クイック入金が出来るところが理想です。なお、もし現地で得た収入でやりたい場合は、送金サービスを使い日本の口座に入金し、その後FX会社へ送金が、手数料が安いと思います。何れにしても、日本の銀行口座が必要です。

ちなみに、僕の場合は、入金を、

現地銀行口座→TransferWise(送金サービス)→日本の銀行口座→FX口座

この場合、手数料は両替・送金用として、1,000ユーロ入金するのに約700円位でした(手数料は変動します)。

出金とお金を使う場合

FX口座→日本の銀行口座→日本のクレジットカード

このやり方が一番手数料的な物が少ないと思います。ただ、クレカの両替も最近は少し高めですので、余裕があるなら使わないか一時帰国用にと、財布は分けた方が良いと思いますね。

海外から日本のFX口座開設に必要なもの一覧

  • 現地の住所
  • 現地住所を証明するもの(在留証明や公共料金の請求書等)
  • 日本の銀行口座(入出金はここで)
  • 税務上の居住地国の特定および特定取引を行う者の届出書
  • FATCA申告書(米国人等に該当する人)

下2つは、様式を各社が用意してくれているので、記入して提出します。僕の場合はヨーロッパだったので、FATCA申告書は不要でした。

マイナンバーは不要です。持っていても海外にいる場合、それで申し込めません。

口座開設流れ

大まかな流れ

  1. 日本の銀行口座用意
  2. 海外の住所が確定
  3. 大使館から在留証明をもらう(必要なら)
  4. 申し込み
  5. 審査待ち
  6. IDとパスワード待ち(EMSで到着を)
  7. 入金(ネットで、日本の口座から)
  8. 取引スタート!

出国前(マイナンバーがある状態)に、なるべく日本でFX口座開設を済ませて置くと便利です。と言うのも、新規口座開設はIDやパスワードの受け取りが必要ですが、郵便事情が良いかは国次第です。住所変更はFX会社とはメールのやりとりだけで可能です。

ただ既に住民票が日本にて無い場合などは、現地に行ってからですね。

海外から開設できるFX会社

ヒロセ通商(ライオンFX)

Q:海外に住んでいてマイナンバー(個人番号)を持っていない場合、口座開設はできますか?
A:海外在住のお客様はマイナンバー(個人番号)が無くても口座開設が可能です。
ただ、弊社の申込画面は日本在住者用の仕様になっておりますので、マイナンバー(個人番号)確認書類のところで「通知カード」を選択していただき先にお進みください。書類の添付はなくても大丈夫です。
海外在住のお客様のご本人様確認書類につきましては、パスポートの場合は、ご住所記入のページ「外国に居住する場合の住所」部分に現住所をご記入いただき、顔写真が載っているページと一緒にお送りいただければ大丈夫です。
現地発行の運転免許証で現地の住所・お名前・生年月日・発行元がわかればそちらでも問題はございません。
上記をお送りいただけない場合は、滞在国の日本国総領事館発行の「在留証明書」をお送りいただきたいのですが、その場合、パスポートの顔写真が載っているページと一緒にメールに添付してください。

ヒロセ通商【LION FX】

ヒロセ通商のLion FXは、僕が海外在住中にメインで使っていた会社です。ライオンFXの一番良いところは、ツールが充実している!!PCやスマホアプリは当然ですが、iPadやMacにも専用アプリを提供しています。Mac App Storeからダウンロードできます。

また、入出金が非常に早くて便利です。

詳細は、ヒロセ通商【LION FX】のウェブサイトから。

JFX

Q:海外在住ですが、口座開設はできますか?
A:できます。 
ただし、国によっては法律で禁止されている場合もございますので、 予めご滞在国の法律をご確認のうえ、お申込みをお願いいたします。

JFX株式会社

JFXのカバー先はヒロセ通商です。その為、ツール類を含めてほとんどが同じです。ただ、JFXは(多くの日本のFXユーザーが検証で使っている)MT4のアカウントがもらえます。またスキャルピングも公認しており、経済指数の発表もほぼリアルタイムでサイトで確認できるのが素晴らしいです。ヒロセ通商に比べると通貨ペア数が少ないのがデメリットとも言えますが、(ヒロセ以外の)他社と比べると多い方で、多くの人が取引する通貨ペアはバッチリ押さえています。

ヒロセ通商同様、ツールの充実や入出金が非常に早くて便利です。

詳細は、JFX(マトリックストレーダー)のウェブサイトから。

セントラル短資FX

Q:海外に居住していても口座を開設できますか。
A:できます。口座開設時に必要となる本人確認書類は、現地日本領事館が発行する「在留証明書」とさせていただきます。
また、出金先としてご登録いただく金融機関の口座は、「日本国内」の口座のみとさせていただきます。
なお、念のため、口座開設、お取引にあたっては、現地の法令をご確認ください。

【セントラル短資FX】

老舗の短資会社からのFX口座です。僕もメキシコペソの運用はこちらを使っていました(今も使っています)。数少ないiPadアプリも出ていますしWebツールもあります。スプレッド狭めでもあり、長期運用しやすい会社と思っています。

詳細は、【セントラル短資FX】のウェブサイトへ

まとめ

海外対応の3社を紹介していて、ふと気付きましたが、この3社ともiPad専用アプリがあります。実はiPad専用をリリースしている会社は多くありません。ですので、意外と日本にいても入りたいと思える会社です。

納税を忘れずに!

現地で納税義務が発生するはずです。非課税の国もあれば、課税額が日本より高い場合もあるので、十分に調べてから取引をオススメします。税制も日本と異なる事が多いです。例えば、日本は利益に税金がかかりますが、国によっては総資産から税額を算出する国もあります。

スワップ派の場合、日本に帰る前に決済し利益を確定させておく方が良いのか、しないほうが良いのか等もあります。日本の方が税率が安い国に居るのであれば、スワップは確定しないで、帰国後にするなど、あるいは総資産から課税算出されるなら、現地でどんどん決算してしまう方が良いかもしれません。

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